- ImageJでは,マクロによる自動化が可能である.下記によく使うマクロを置いておく.//で始まる文章はコメントとなる点に注意.
- @フォルダに入っているすべてのテキストイメージファイル(数字が行列状に配列されたデータファイル)を開き,それをTiff画像に変換して,指定したフォルダに保存する.
-
//参照元(\は\\で。画像ファイル以外も開いてしまうので注意)
inputdirectory = "C:\\test\\tif";
//出力先(\は\\で)
outputdirectory = "C:\\test\\tif\\tif_aft_imagej";
//出力するファイル名の頭につける文字列
prefix = "c";
//ファイル名を参照元ディレクトリから配列で取得
filelist = getFileList(inputdirectory);
//繰り返し処理
for (i=0; i<filelist.length; i++) {
//テキストイメージファイルを開く
run("Text Image... ", "open=[" + inputdirectory + "\\" + filelist[i] + "]");
//Tiffファイル形式でファイルを出力先に保存
saveAs("Tiff", outputdirectory + "\\" + prefix + filelist[i]);
//ファイルを閉じる
close();
} - Aフォルダにあるすべての画像を開き,テキストイメージファイルに変換し,指定したフォルダに保存する.
-
//参照元(\は\\で。画像ファイル以外も開いてしまうので注意)
inputdirectory = "C:\\test\\tif";
//出力先(\は\\で)
outputdirectory = "C:\\test\\tif\\tif_aft_imagej";
//出力するファイル名の頭につける文字列
prefix = "c";
//ファイル名を参照元ディレクトリから配列で取得
filelist = getFileList(inputdirectory);
//繰り返し処理
for (i=0; i<filelist.length; i++) {
//画像ファイルを開く
open(inputdirectory + "\\" + filelist[i]);
//Textファイル形式で保存
saveAs("Text Image", outputdirectory + "\\" + prefix + filelist[i]);
//ファイルを閉じる
close();
} - その他にも分岐処理を使うことも可能である.@のrun()は,いろいろなコマンドを処理できる.カッコ内にどのようなコマンドを入れればいいか知りたい時は,Plugins⇒Macros⇒Recordで作業内容を記録し調べる.様々な自動化が可能である.
- なお,作成したスクリプトを実行するためには,Plugins⇒Macros⇒Installでスクリプトが書かれたテキストファイルを読み込み,Plugins⇒Macrosのメニュー上のマクロを選択するだけである.